奥歯が浮く感覚?私の噛み合わせ体験

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いつからだったか、食事をするたびに右側の奥歯だけがうまく噛み合っていないような、妙な浮遊感を感じるようになりました。最初は気のせいか、一時的なものだろうと軽く考えていたのですが、その違和感は日を追うごとに増していきました。硬いものが特に噛みづらく、無意識のうちに左側ばかりで噛むようになり、今度は左の顎が疲れる始末です。食事の楽しみが半減し、なんとなく気分も晴れませんでした。それだけでなく、原因不明の肩こりや頭痛にも悩まされるようになり、もしやこれも噛み合わせが関係しているのではと疑い始めました。インターネットで情報を集めると、「噛み合わせ」「奥歯」「当たらない」といったキーワードで検索する人が私以外にも多くいることを知り、少し安心すると同時に、やはり専門家に見てもらうべきだと決意しました。近所の歯科医院の予約を取り、診察当日、これまでの経緯や感じている不快感を伝えました。先生は私の話を丁寧に聞いてくださり、レントゲン撮影や口腔内のチェック、噛み合わせの検査などを慎重に行ってくれました。その結果、私の場合は数年前に治療した奥歯の被せ物の高さが、経年変化とともに周囲の歯と調和しなくなっていたことが主な原因だと判明しました。ほんのわずかな高さの不一致が、これほどの不快感を引き起こすのかと驚きました。幸い、被せ物の調整と噛み合わせの微調整で改善が見込めるとのことで、治療計画を立ててもらい、今はその治療を進めている最中です。あの時、勇気を出して歯科医に行って本当に良かったと思っています。