歯列矯正を始めたいけれど、やっぱり気になるのは装置の「見た目」。特に、多感な学生時代や、人前に出ることの多いお仕事をしている女子にとって、口元の印象は死活問題です。金属のブラケットがギラリと光るイメージが強く、なかなか一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。でも、安心してください。現代の歯列矯正は、驚くほど進化しています。もう「矯正中＝可愛くない」なんていう時代は終わり。あなたのライフスタイルや希望に合わせて、様々な目立たない装置を選ぶことができるのです。一番人気は、何と言っても「マウスピース矯正（インビザラインなど）」でしょう。透明なマウスピースを定期的に交換していくことで歯を動かす方法で、装着していてもほとんど気づかれません。食事や歯磨きの際には自分で取り外せるので、普段通りの生活が送りやすいのも大きな魅力です。次に、究極の審美性を求めるなら「裏側矯正（舌側矯正）」。歯の裏側に装置をつけるため、正面からは全く見えません。誰にも知られずに、こっそり綺麗になりたいという女子の願いを叶えてくれます。費用は高めですが、その価値は十分にあると言えるでしょう。表側矯正でも、目立たない選択肢はたくさんあります。歯の色に近い白色や透明のセラミックでできた「セラミックブラケット」は、金属ブラケットに比べて格段に目立ちにくく、ワイヤーも白くコーティングされた「ホワイトワイヤー」を選べば、さらに審美性はアップします。あえてカラフルなゴム（モジュール）を選んで、毎月の調整日に色を変えてファッションの一部として楽しむ、なんていう上級者もいます。大切なのは、自分のコンプレックスを解消するために、どんな選択肢があるのかを知ること。そして、カウンセリングで医師に「見た目が気になる」という気持ちを正直に伝えることです。あなたにぴったりの方法で、矯正中でも自分らしい「可愛い」を楽しみながら、理想の笑顔を手に入れましょう。