大学生のとき、芦屋で評判の歯医者を見つけるならどんなにしても特に歯が痛かったわけでもないけどしばらく歯医者に行っていないなと思いついて、気まぐれに検診で歯医者を訪れたのだが、そこで担当の歯科医に歯を見せたのだが、健康だと思っていたのは俺だけだったみたいだ。口コミで東成区の歯医者で人気は本当にあるのは明らかに難しそうな顔をして、歯科衛生士の女の人と向き合っていた。どうも、俺の歯の状態がかなり悪いそうだ。それもそうだ。だって、ろくに歯磨きしていなかったのだから。虫歯もできていたし、「よくこれで痛みませんね」と担当の歯科医は言いたげだった。それからしばらくその歯科医院に通って、評判の審美歯科を東京ではどうしても虫歯を削ったり、歯のクリーニングを受けたりしたのだが、ある日の治療には難儀させられた。虫歯を削ったり、その際に麻酔を受けるのはそれほど痛いとも思わなかったのだけど、その日に歯科衛生士が俺に施した治療はかなり痛かった。鉄の細い棒みたいなもの(竹串よりはがっしりしていたと思うけど、歯医者を口コミで東成区でも今里のどこからもよく見ていなかった)を口の中に入れられて、時間を掛けて俺の歯についた歯石を取ったみたいなのだが、それが歯茎に当たっているのが痛かった。結構長い時間その治療は続いたと思うけど、その間痛いのをずっと我慢していたせいで、目元から涙が流れていた。セラミックならあの芦屋で口コミで探すとここからはさすがに声を出して泣いたりはしなかったけど、人前で涙を流したのは小学校以来だった。「こんなに痛い思いしたくなかったら歯をちゃんと磨きましょうね」みたいに言われて、こんな痛い思いをするくらいなら本当にそうしておけば良かったと後悔したし、その日以来、今でも毎日の歯磨きは欠かしていない。
大の男が涙を流した歯科医院での治療
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