良い審美歯科は、続けにくい。悪い審美歯科は、止めにくい。

歯列矯正を始めると、不思議と美意識が上がる、という現象を多くの矯正女子が経験します。口元という、顔の中心部に大きな変化が訪れることで、これまで以上に自分の顔と向き合う時間が増えるからかもしれません。せっかく始めた自分への大きな投資。これを機に、口元だけでなく、トータルで自分を磨き上げてみませんか？まず、変化するのが「リップメイク」です。矯正装置がついていると、どうしても口元に視線が集まりがち。だからこそ、リップ選びが重要になります。金属のブラケットなら、肌馴染みの良いコーラルピンクやベージュ系のナチュラルな色がおすすめ。装置のギラギラ感を和らげ、優しい印象に見せてくれます。逆に、真っ赤なリップなどは、装置を悪目立ちさせてしまう可能性があるので、少しお休みした方が良いかもしれません。セラミックブラケットやマウスピース矯正で装置が目立たない場合は、どんな色も楽しめますが、歯並びが整っていく過程で、これまで似合わなかった色が似合うようになる、なんていう嬉しい発見もあります。そして、何よりも意識が高まるのが「オーラルケア」です。矯正中の歯磨きは、正直言って面倒です。でも、この面倒なケアを、楽しい「自分磨きタイム」に変えてしまいましょう。お気に入りのデザインの歯ブラシや、ヘッドが小さくて磨きやすいタフトブラシ、いい香りのする歯磨き粉やデンタルフロス。少し投資して、気分の上がるオーラルケアグッズを揃えるだけで、毎日の歯磨きがぐっと楽しくなります。ジェット水流で装置の周りの汚れを吹き飛ばしてくれるウォーターピックも、矯正女子には人気のアイテムです。丁寧なケアを続けるうちに、歯茎が引き締まってピンク色になったり、口臭が気にならなくなったりと、歯並び以外の部分でも嬉しい変化が訪れます。歯列矯正は、単に歯を動かすだけの治療ではありません。それは、自分の体と向き合い、慈しむことの大切さを教えてくれる、最高の自分磨きの機会なのです。