良い審美歯科は、続けにくい。悪い審美歯科は、止めにくい。

2025年10月
  • 院内分割の落とし穴!契約前に必ず確認すべき4つの注意点

    知識

    金利手数料がかからず、手続きも簡単な「院内分割」は、歯列矯正の費用負担を軽減する非常に魅力的な制度です。しかし、そのメリットにばかり目を向けていると、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性もあります。後悔しないために、契約を結ぶ前に必ず知っておくべき注意点を確認しておきましょう。第一に、「支払い期間は治療期間内に限られる」という原則です。デンタルローンが最長10年といった長期の返済プランを選べるのに対し、院内分割の支払い期間は、多くの場合、矯正治療が完了するまでの期間、つまり2〜3年程度に設定されます。支払い総額を短い期間で割ることになるため、月々の支払い負担額はデンタルローンよりも高くなる可能性があります。ご自身の収入と照らし合わせ、無理なく支払いを続けられるかを慎重にシミュレーションする必要があります。第二に、「転院時の精算が複雑になる」という問題です。急な引っ越しや転勤などで、治療途中でクリニックを変わらざるを得なくなる可能性は誰にでもあります。その際、院内分割の残金の精算方法が問題となります。クリニックによっては、残金を一括で返済するよう求められるケースや、精算手続きが煩雑になることがあります。契約前に、万が一の転院時の規定について、書面でしっかりと確認しておくことが不可欠です。第三の注意点は、「対応しているクリニックが限られる」ということです。院内分割は全ての歯科医院が導入している制度ではありません。そのため、「院内分割が使えること」を最優先にクリニックを探すと、治療の選択肢が狭まってしまう可能性があります。支払い方法だけでなく、医師の技術や実績、クリニックの雰囲気など、総合的な観点から自分に合った医院を選ぶ視点を忘れないようにしましょう。最後に、治療の進行と支払いは別であるという点も理解しておく必要があります。自己都合で通院が滞るなどして治療期間が延びたとしても、支払いは当初の計画通りに進みます。これらの注意点を十分に理解し、納得した上で契約を結ぶことが、安心して治療を終えるための鍵となります。